
新築LDをリゾート風インテリアに!リビングとダイニングの整え方を解説
せっかくの新築だからこそ、リゾートホテルのようなリビングやダイニングで毎日を過ごしたい、と考える方は多いのではないでしょうか。
頭の中には好きなリゾート風インテリアのイメージがあるのに、自宅の間取りや広さにどう落とし込めば良いのか分からないまま、時間だけが過ぎてしまうケースも少なくありません。
そこで本記事では、新築のLD空間をベースに、リゾート風の基本イメージから、好みのテイストを無理なく取り入れる考え方、さらに配色や素材、照明計画のポイントまで、順を追って整理していきます。
読み進めていただくことで、自分らしいリゾート感を日常の暮らしに取り入れる具体的な道筋が見えるはずです。
新築計画中の方はもちろん、入居前の最終チェックにも役立ててみてください。
新築LDをリゾート風にする基本イメージ
まずは、リゾート風インテリアの共通する特徴を押さえておくことが大切です。
代表的なのは、木や石、ラタンなど自然素材を生かした質感、白やベージュを基調にした明るい色使い、空間に余白をつくる「抜け感」、そして日常から少し離れたように感じられる非日常性です。
国土交通省の住生活関連調査でも、居住者の満足度を高める要素として、快適性やくつろぎやすさが重視されており、こうした要素を意識してリビングダイニング全体を整えることが、リゾート風の第一歩といえます。
新築の段階で床や壁、天井の色調と素材感をそろえつつ、余計な凹凸を減らすことで、視線がすっと伸びる心地よい空間をつくりやすくなります。
次に、自分が目指したいリゾートの方向性を言語化しておくと、家具選びや内装の検討が進めやすくなります。
落ち着いた色合いとすっきりした造形でまとめる「ホテルライク」、金属やガラスを取り入れて都会的な雰囲気を出す「アーバンリゾート」、木や籐、ファブリックでくつろぎ感を強める「アジアンリゾート」など、同じリゾート風でも印象は大きく異なります。
こうしたテイストの違いを整理しておくことで、後から小物を足す際にも迷いにくくなり、自分の「好き」がぶれにくくなります。
公益社団法人インテリア産業協会でも、多様なスタイルを組み合わせつつ現代の暮らしに合うインテリア提案の重要性が示されており、自分の志向を把握することが計画の土台になります。
さらに、新築ならではの間取り計画や天井高、開口部の取り方を工夫することで、同じ家具を置いてもリゾートらしさの出方が変わります。
住生活基本計画では、多様なライフスタイルに対応しながら良好な居住環境を整えることが重視されており、視線の抜けや採光、通風の確保は、その基礎となる考え方です。
例えば、ダイニングとリビングの間に大きな棚を立てて区切るのではなく、低めの収納にとどめて天井までの抜けを確保すると、ひと続きの広がりを感じやすくなります。
また、窓や室内開口の位置をそろえ、視線が一直線に外へ抜けるように計画すると、面積以上の開放感が生まれ、日常の延長でありながら、どこか滞在型の宿にいるような雰囲気に近づけることができます。

| 要素 | リビングの考え方 | ダイニングの考え方 |
|---|---|---|
| 色の基本イメージ | 白とベージュ基調 | 木目と落ち着いた色 |
| 素材選びの方向性 | 布ソファとラグ中心 | 木製テーブルと椅子 |
| 抜け感のつくり方 | 低い家具で視線確保 | 照明と窓で奥行き感 |
好みのテイストをLD空間に落とし込む考え方
理想のリゾート風インテリアと、自宅の間取りや広さとの間にギャップを感じる方は多いです。
そのためまずは、天井高や窓の大きさ、柱や梁の位置など、変えにくい条件を客観的に把握することが大切です。
その上で、色づかいと素材感、照明計画のうち、どこを優先して取り入れるかを決めると、無理のない形で好みのテイストを反映しやすくなります。
全てを盛り込もうとせず、象徴的な要素を2〜3点に絞る意識が有効です。
次に、リビングとダイニングそれぞれの役割を整理して考えることが重要です。
くつろぎを重視する場合はソファ周りを主役にし、視線が集まる壁面や窓際にリゾートらしい素材やアートを配置すると、印象をつくりやすくなります。
一方、食事や来客が多い家庭では、ダイニングテーブル上のペンダント照明やテーブルコーディネートを軸に、空間の重心を整える方法があります。
どこに視線の抜けをつくるかを意識しながら、家具の高さや配置を調整すると、限られた広さでも奥行きを感じやすくなります。
さらに、生活動線と家事動線を崩さないことが、長く快適に暮らすための前提になります。
人がよく行き来する通路幅や、キッチンからダイニングへの配膳経路、掃除のしやすさを先に決めてから、居場所づくりと装飾計画に進めると、日常と非日常感の両立がしやすくなります。
視線の先に観葉植物や間接照明を置くなど、動線上の「抜け」にポイントとなるアイテムを添えると、歩くだけで気分が上がるリゾート風の雰囲気が生まれます。
この順番を意識することで、見た目だけでなく使いやすさも兼ね備えたリビングダイニングになります。
| 検討の順番 | 主な内容 | リゾート感のポイント |
|---|---|---|
| 空間条件の把握 | 間取りや天井高の確認 | 抜けを生かす配置計画 |
| 役割と主役決め | リビングかダイニングか | 視線が集まる面の演出 |
| 動線と居場所 | 通路と滞在場所の整理 | 歩く先に非日常の景色 |
リゾート風LDをつくる配色・素材・照明のルール
リゾート風の新築リビングダイニングでは、まず配色の骨組みを整えることが大切です。
壁や天井などのベースカラーは、白やごく淡いベージュなど、明るく柔らかな色にすると空間が広く感じられます。
次にソファやダイニングチェアなどでアソートカラーとして、優しい木目調やグレージュを取り入れると、落ち着いた統一感が生まれます。
最後にクッションやアート、グリーンでアクセントカラーを少量加えることで、非日常の華やかさを自然に演出できます。
素材選びでは、床や家具に取り入れる木目、テーブル天板などのストーン調、チェアやバスケットのラタンをどう組み合わせるかが重要です。
どれか一つを主役の素材と決め、他の素材は分量を控えめにすると、落ち着いたリゾート感が出しやすくなります。
たとえば木目を主役にしたい場合は、床とダイニングテーブルを近いトーンでそろえ、ストーン調は小さめのサイドテーブル程度に抑えると、まとまりやすくなります。
このとき、光が当たったときの質感の出方も意識して選ぶと、夕方以降の雰囲気づくりに一層役立ちます。
リビングとダイニングを統一しつつ変化をつけるには、床・壁・天井と大型家具のトーンをそろえ、小物で差をつける考え方がおすすめです。
共通するベースとして、リビングとダイニングで同じ系統の木目色とファブリック色を用い、クッションやテーブルランナー、アートの色を少し変えるだけで、緩やかなゾーニングが生まれます。
素材も同様に、ラタンやストーン調を両方の空間に少しずつ散らしながら、どちらか一方にだけ大ぶりな観葉植物や装飾を置くと、視線が自然に誘導されます。
こうした配色と素材のルールを決めておくと、新築後にアイテムを買い足しても、全体の統一感を保ちやすくなります。
| 項目 | リビングの考え方 | ダイニングの考え方 |
|---|---|---|
| ベースカラー | 明るい壁色と柔らかい木目 | 壁色を揃えテーブルも近い色 |
| 素材の主役 | 床とテレビ台で木目を強調 | テーブル天板で木目を統一 |
| アクセント | クッションとラグで差し色 | ランナーとチェアカバーで変化 |
| 照明計画 | 間接照明で柔らかな光 | ペンダントで食卓を集中的に照らす |
新築だからこそできるリビングダイニングの工夫
新築の計画段階では、造作収納や壁面の使い方をあらかじめ考えることで、生活感を抑えたリゾート風インテリアを保ちやすくなります。
国土交通省の住生活基本計画でも、世帯構成に応じた適正な収納量の確保が重要な要素とされています。
例えば、テレビまわりやダイニングの背面に扉付き収納を組み込み、日用品や家電をまとめて隠せるようにしておくと、視界に入る情報量が減り、抜け感のある印象につながります。
また、壁を一部ふかしてニッチや間接照明のスペースをつくると、装飾と実用収納を両立しながら、ホテルのような非日常感を演出しやすくなります。
次に、新築時にしか手を入れにくい窓まわりや床材、ドアのデザインにリゾートらしさを織り込むことが大切です。
インテリア関連団体の調査でも、リビングダイニングの印象づくりには内装材のコーディネートが重視されており、床・壁・建具の質感を揃えることで空間の一体感が高まるとされています。
例えば、窓は天井付近までの高さを確保しやすい場合は、外の景色を切り取るような開口計画とし、室内側は天井から床までのカーテンで縦の広がりを強調すると、リゾートホテルのような伸びやかさが出ます。
床材は素足で歩いたときの質感にも配慮し、ドアや室内窓はシンプルなデザインで色味を揃えると、視線が途切れず、ゆったりとした雰囲気をつくりやすくなります。
さらに、長く快適に暮らすためには、将来のライフスタイル変化を見据えた可変性のあるリビングダイニング計画が欠かせません。
住生活基本計画では、家族構成や働き方の変化に応じた柔軟な住まい方が求められており、在宅勤務や学習スペースなど多用途利用への対応が課題として挙げられています。
新築時にコンセントや通信配線の位置を壁だけでなく床際や柱まわりにも分散させておくと、将来の家具レイアウト変更に柔軟に対応できます。
また、大型家具は壁一面を造作で固定し過ぎず、あえて移動しやすい家具を組み合わせて「余白」を残しておくことで、子どもの成長や在宅ワークの増減に合わせて、リゾート感を保ちながら居場所の配置を見直しやすくなります。

| 計画の視点 | 具体的な工夫 | リゾート感への効果 |
|---|---|---|
| 造作収納計画 | 扉付き壁面収納の配置 | 生活感の抑制と統一感 |
| 内装材と開口部 | 床材と建具色の連携 | 空間全体の一体感向上 |
| 将来の可変性 | コンセント位置の分散 | レイアウト変更のしやすさ |
まとめ
新築のリビングダイニングをリゾート風に仕上げるには、好みのテイストを言語化し、間取りや広さに合わせて要素を取捨選択することが大切です。
配色や素材、照明のルールを押さえれば、非日常感と暮らしやすさを両立したLDが実現できます。
さらに新築計画の段階で収納や窓まわりを工夫すれば、生活感を抑えた心地よい空間を長くキープできます。
「自宅でもリゾートのようにくつろぎたい」とお考えの方は、具体的な間取りや予算に合わせたご提案も可能ですので、ぜひ一度お問い合わせください。